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がん相談支援センター

相談支援センターでは、がんの治療に関することや、今後の療養生活に関することなど、がんにかかわる質問や相談におこたえしています。
患者さん、ご家族のお話をゆっくりお伺いできるよう、予約制の面談を行っております。
不安な気持ちを一人で抱え込まずに、ぜひ、ご相談ください。
相談受付
時 間
月曜日~金曜日(祝日は除く)9:00~17:00
但し、予約制の面談は9:30~16:00
対象者 患者さん、ご家族、医療者、どなたでもご利用いただけます
主な
相談内容
・がんに関する一般的な医療情報について
・病気や治療に伴う気持ちの辛さについて
・緩和ケアについて
・療養生活や介護について
・患者会や患者サロンについて
・セカンドオピニオンについて
・家族や医療者などとの関係について
・「一緒に医師からの説明を聞いてほしい」などの希望について 
・治療と仕事の両立について
・医療費について
・利用可能な社会制度について                     など
相談担当者 がんの専門の知識をもった看護師が相談内容に応じてソーシャルワーカー等と連携を図りながら、適切に対応いたします。
・塚本佳子(がん性疼痛看護認定看護師)*
・根本真紀子(がん化学療法看護認定看護師)*
・赤沢真代(緩和ケア認定看護師)*
・山中靖子(がん放射線療法看護認定看護師)
・藤崎みず穂(がん放射線療法看護認定看護師)
*印:国立がん研究センターがん対策情報センターによる「相談支援センター
相談員研修・基礎研修」(1)~(3)修了者
<相談担当者>                         <面談室>
問合せ先 東邦大学医療センター佐倉病院 コンシェルジュ(総合相談)
Tel:043-462-8811(内線:2512)

希少がんについて

人口10万人あたりの年間発生率(罹患率)が6例未満のがんを「希少がん」と定義されています。その種類は、200にも及ぶとされており、診療・受診上の課題が他のがん腫に比較すると大きいことが指摘されています。
 当院において、脳・脊髄領域の一部の脳腫瘍、呼吸器・縦隔領域の胸腺腫、胸腺がん、神経内分泌がん、神経内分泌腫瘍、胚細胞腫瘍、消化器・肝胆膵領域のGIST(消化管間質腫瘍)、小腸がん、神経内分泌がん、神経内分泌腫瘍、膵・消化管内分泌腫瘍、泌尿器・生殖器領域の子宮の肉腫、尿膜管がん、胚細胞腫瘍、腹膜がん、皮膚科領域の一部の皮膚腫瘍、血液・リンパ領域の悪性リンパ腫、原発不明がん等に関しては、診断および手術療法、薬物療法、放射線治療等を組み合わせた集学的治療を行っています。
 その他の多くの「希少がん」につきましては、その症例数の少なさから、診療を経験する機会がほとんどなく、各疾患に関する正確で最新の情報を収集し、最適な治療を提供することが極めて困難なことが現状です。近年、新しい分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬等の出現や医療技術の進歩により、日本国内において、「希少がん」は、より専門性の高い医療機関に集約し、基礎研究者と臨床医の緊密な連携のもとに、新しい治療法が開発され、最新・最適な診断・治療が提供される体制が構築されるようになってきました。
 患者さんに正確で最新の情報を届けられるよう、当院での診療内容をご説明するとともに、国立がん研究センター希少がんセンター等の専門施設をご紹介しています。