がん患者さんの抱える苦痛をただ単に身体的側面から捉えるのではなく、心理的・社会的・スピリチュアルな側面からも総合的にアセスメントし、個別性のあるケアを計画、実践していくことを目指します。
がん性疼痛に用いる薬剤と薬理作用について理解し、それらを適切に使用し、効果を評価します。また、薬物療法以外の症状緩和に有効な方法についても検討し、生活の質の維持・向上にむけて適切な看護援助を行います。
がん性疼痛の実践を通して、役割モデルを示し、看護職者への指導・相談を行います。また、他職種と共働し、チームの一員として役割を果たすことを目指します。

院内では横断的に下記の活動を行っています。

• 緩和ケアチーム活動への参加
• がん患者相談対応
• がん患者の病状説明への同席・面談
• 外来がん患者の療養支援
• がん患者が多い病棟への出張勉強会
• 患者サロンの開催
• 市民公開講座での講演　など