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病院長挨拶

病院長 吉田 友英

病院長 吉田 友英

新型コロナウイルス感染症について
新型コロナウイルス感染症が、58日より感染症法上の5類に位置付けられました。しかし、病院内では、高齢者やハイリスクな患者さんが外来通院や入院治療を受けております。感染のリスクを防止するために、病院内では引き続きマスクの着用にご協力を御願いいたします。入院患者さんとの面会に際しては、一部制限を継続しておりますことをご理解いただきますようよろしく御願いいたします。また、当院は県の要請に従い重点医療機関として、中等症以上の患者さんのための病床確保に協力し、新型コロナウイルス感染症への対応も継続していきます。

東邦大学医療センター佐倉病院は開院以来、地域に根ざした医療を展開し、地域医療支援病院の指定を受け、地域医療を守ることに尽力してまいりました。コロナ禍においても整備を続けHCUHigh Care Unit:高度治療室)ICUIntensive Care Unit:集中治療室)、手術室を刷新し、ポストコロナの社会の中で一層有効活用し、地域の皆様へ常に高度な医療が提供できるように内容の充実を図っています。

同時に患者さんに質の高い、最善の医療を提供するために医師・看護師・薬剤師・各種技師・MSW・事務職が、それぞれの専門分野の知識を出し合い、多職種協働によるチーム医療を強化していまいります。病院内では、入退院支援センタ-が中心になって、外来受診から入院・退院まで支援できる切れ目のない体制を構築してきました。今後は、病院の機能分化がますます明確化し、それぞれの病院が担う機能を発揮していきます。当院で治療を終了した患者さんには、連携する地域の医療機関へ繋いでいきます。また、地域の医療機関で治療中に急性期治療が必要になった場合はスムーズな受け入れができるように地域の医療機関と連携をこれまで以上に密にして効率的で切れ目のない地域医療を推進したいと考えています。

救急医療においては、常勤の救急専門医と内科系・外科系の医師で救急部を立ち上げました。今まで以上に幅広く緊急要請に応需し、地域の救急医療に貢献できる体制強化も継続していきます。これからも地域の医療機関や介護施設関連、さらには行政との連携を強化することで、患者さんやご家族、地域の皆様が安心して暮らすために必要な社会基盤の一つとして、安全で優しい医療サービスの提供を続けてまいります。 

また、当院は、医師や看護師、薬剤師、技師などをめざす研修医や学生の教育を担う病院でもあります。研修医や学生が学び、一緒に臨床を行う活気ある大学病院です。皆さまのご理解とご協力をよろしく御願いいたします。

“自然・生命・人間”という東邦大学の建学の精神が根づいた職員が力を合わせ皆様から信頼される病院であり続けるために努力してまいりますので、今後も変わらぬご理解とご協力のほどよろしくお願い申しあげます。

 

令和55月現在