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精神障害による休職者の社会的寛解に要する期間の検討

精神障害による休職者の社会的寛解に要する期間の検討

臨床情報の研究利用に関するお知らせ

【研究課題名】

精神障害による休職者の社会的寛解に要する期間の検討

【研究の目的】

 精神障害の労災認定においては、他の同種の労働者が一般的にどう受け止めるかという観点から、発病前の6か月間に業受による強い心理的負荷がかかる「特別な出来事」の存在が検討されます。既存の精神障害がある場合は「寛解状態」にあると判断された場合に、上記の「特別な出来事」が検討されるが、既存の精神障害が「寛解状態」であると判断できるまでの期間は定められていません。そのため、今回の研究において、精神障害が寛解と判断されるために必要な、妥当な機関を検討することを目的として本研究を計画しました。
 この研究で得られる成果は、精神障害発病後の就労支援の在り方と職場や行政とはじめとする社会における精神障害へのさらなる理解につながると期待されます。

【研究対象および方法】

 この研究は、東邦大学医療センター佐倉病院倫理委員会の承認を得て実施するものです。

対象者:2010年7月~2020年6月までに東邦大学医療センター佐倉病院 メンタルヘルスクニックにおいて、当院復職デイケアを利用された方
方 法:診療録(カルテ)から抽出したデータを解析します。

【研究に用いられる試料・情報】

情報:病歴、診療の検査歴、個人情報(年齢、性別、学歴、職歴等)

【個人情報について】

 研究に利用する情報は、患者様のお名前、住所など、個人を特定できる個人情報は削除して管理します。また、今回の研究で得られた成果を、医学的な専門学会や専門雑誌等で報告することがありますが、個人を特定できるような情報を利用することはありません。

本研究に関してご質問のある方、診療情報等を研究に利用することを承諾されない方は、下記までご連絡下さい。その場合でも、患者様に不利益になることはありません。

【連絡先および担当者】

東邦大学医療センター佐倉病院 メンタルヘルスクニック  
職位・氏名 講師・林 果林
電話 043-462-8811