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ショートハイドレーションレジメンにおける腎障害発現状況調査

ショートハイドレーションレジメンにおける腎障害発現状況調査

診療情報使用に関するお知らせ

【研究課題名】

ショートハイドレーションレジメンにおける腎障害発現状況調査

【研究の背景および目的】

従来、シスプラチンによる腎障害予防のため2.5~3L以上の点滴の長時間投与が行われてきました。現在、患者負担軽減のためショートハイドレーション(以下SH)と呼ばれる少量の点滴の短時間投与が推奨され、当院でも実施されています。
しかしながら、過去の報告に比べ当院のSHレジメンは若干異なっています。そこで、当院では、SHレジメン(S-1併用、エトポシド併用、イリノテカン併用、ゲムシタビン併用)の安全性を確認するため本研究を計画しました。
この研究で得られる成果は、当院でSHレジメンを実施する患者さんの安全性向上につながります。

【研究対象および方法】

 この研究は、当院倫理委員会の承認を得て実施するものです。2007年7月~2023年3月にシスプラチンを含む化学療法を導入した症例を対象にします。電子カルテより患者背景、抗がん剤の投与量、併用した抗がん薬、輸液量、硫酸Mg・利尿薬投与の有無、化学療法施行前後の臨床検査値を後方視的に調査します。今回の研究で得られた成果を、医学的な専門学会や専門雑誌等で報告することがありますが、個人を特定できるような情報が外部に漏れることは一切ありません。
 診療情報を研究に利用することに承諾されない方は、下記までご連絡ください。また、本研究に関してご質問がある方は下記までご連絡ください。

【連絡先および担当者】

東邦大学医療センター佐倉病院 薬剤部
職位・氏名 薬剤師・古舘 晶弘
      薬剤部長代行・増田 雅行
電話 043-462-8811