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潰瘍性大腸炎患者における白血球数を指標とした免疫調節薬投与と治療効果の検討

潰瘍性大腸炎患者における白血球数を指標とした免疫調節薬投与と治療効果の検討

臨床情報の研究利用に関するお知らせ

【研究課題名】

潰瘍性大腸炎患者における白血球数を指標とした免疫調節薬投与と治療効果の検討

【研究の背景および目的】

 この研究では、免疫調節薬(アザニン、イムラン、ロイケリン)が投与されている寛解期の潰瘍性大腸炎患者さんにおいて、白血球数低値と寛解維持率との関係を検証することを目的としています。
 また、白血球数低値のもとでの投与継続が入院を必要とする感染症をはじめとした重篤な副作用の発現頻度に影響するかどうかについても検討いたします。
 この研究の結果によって、白血球数を目安にした免疫調節薬の投与量の調整が適切かどうか明らかになります。
                           

【研究対象および方法】

 この研究は、東邦大学医療センター佐倉病院倫理委員会の承認を得て実施するものです。
 対象者: 2016年4月~2016年6月までに東邦大学医療センター佐倉病院消化器内科において、潰瘍性大腸炎の診断で免疫調節薬の投与を受けた16歳以上の方。
 方法: 診療録(カルテ)から抽出したデータを解析します。
       

【研究に用いられる試料・情報】

情報:年齢、性別、病歴、診療の治療歴、血液検査結果、副作用等の発生状況等

【外部への試料・情報の提供】

収集され匿名化された情報は、研究参加施設からのみアクセス可能で外部の者がアクセス不可能なクラウドシステムもしくは北里研究所病院炎症疾患先進治療センター内パソコンでデータベース化されます。
(システム構築:(株)エレクトリック・マテリアル)

【研究組織】

 代表施設名: 北里研究所病院
 研究代表医師: 清原 裕貴   役職: 医員
 全国30の施設が参加しています。

【個人情報について】

 研究に利用する情報は、患者様のお名前、住所など、個人を特定できる個人情報は削除して管理します。また、今回の研究で得られた成果を、医学的な専門学会や専門雑誌等で報告することがありますが、個人を特定できるような情報を利用することはありません。
                                                
 本研究に関してご質問のある方、診療情報等を研究に利用することを承諾されない方は、下記までご連絡下さい。
その場合でも、患者様に不利益になることはありません。なお、未成年の患者様の場合は代諾者 (親権者もしくはそれに準ずる方)からの申し出でも構いません。

【連絡先および担当者】

東邦大学医療センター佐倉病院病院 消化器内科
職位・氏名 部長 松岡 克善(研究責任者)
電話 043-462-8811