• トップページ  >  
  • 炎症性腸疾患に対する外科的治療の臨床学的検討

炎症性腸疾患に対する外科的治療の臨床学的検討

炎症性腸疾患に対する外科的治療の臨床学的検討

診療情報使用に関するお知らせ

【研究課題名】

炎症性腸疾患に対する外科的治療の臨床学的検討

【研究の背景および目的】

近年、潰瘍性大腸炎やクローン病といった炎症性腸疾患の罹患数は増加傾向で、内科的治療の向上から長期にわたり病態が安定することが知られています。しかしながら、その一方で治療抵抗性によって手術が必要となる患者さんもみられます。 そこで、東邦大学医療センター佐倉病院外科では、炎症性腸疾患で手術された患者さんの背景、治療法、治療成績などを調べ、その関係を明らかにすることを目的として本研究を計画しました。 この研究で得られる成果は、今後炎症性腸疾患の治療を受ける多くの患者さんや臨床医に役に立つ情報につながります。  

【研究対象および方法】

この研究は、東邦大学医療センター佐倉病院倫理委員会の承認を得て実施するものです。 2007年~2018年までに東邦大学医療センター佐倉病院外科において、潰瘍性大腸炎あるいはクローン病の手術を受けた症例で、術前に「病理診断のための組織の教育・研究目的に使用することに関する同意書」にサインを頂いた症例(約250例)を対象とします。 患者さんの臨床背景や既知の検査データを診療録(カルテ)から抽出した手術成績とともに解析することにより、手術成績に影響を与える因子を調査します。 今回の研究で得られた成果を、医学的な専門学会や専門雑誌等で報告することがありますが、個人を特定できるような情報が外部に漏れることは一切ありません。 本研究に関してご質問のある方、診療情報や病理検査結果を研究に利用することを承諾されない方は、下記までご連絡下さい。

【連絡先および担当者】

東邦大学医療センター佐倉病院 外科
職位・氏名 助教・佐藤 雄(研究責任者)
電話 043-462-8811