裂孔原性網膜剥離の発生率と屈折値の検討

裂孔原性網膜剥離の発生率と屈折値の検討

診療情報使用に関するお知らせ

【研究課題名】

裂孔原性網膜剥離の発生率と屈折値の検討

【研究の背景および目的】

以前の研究では裂孔原性網膜剥離の年間発生頻度は1万人に1人という報告が多く、この発生頻度は人種差や地域差はあまりないといわれています。しかし実臨床において、明らかに網膜剥離患者を診察する機会が増えており、最近での東邦大学医療センター佐倉病院を含む千葉県での発生頻度が、過去の報告よりも高い可能性が考えられます。
そこで今回我々は東邦大学医療センター佐倉病院にて、裂孔原性網膜剥離の初回手術を受けた患者の診療録をレトロスペクティブに調べることによって、最近の発生率を明らかにし治療の一助になる情報を得ることといたしました。

【研究対象および方法】

この研究は、東邦大学医療センター佐倉病院倫理委員会の承認を得て実施するものです。
対象は、2011年から2017年までに東邦大学医療センター佐倉病院眼科において、裂孔原性網膜剥離と診断され、手術を受けた患者さんです。
診療録(カルテ)から抽出した情報を解析して過去の文献と比較することにより、裂孔原性網膜剥離の発生率と屈折率について考察を行います。
今回の研究で得られた成果を、医学的な専門学会や専門雑誌等で報告することがありますが、個人を特定できるような情報が外部に漏れることは一切ありません。

本研究に関してご質問のある方、診療情報を研究に利用することを承諾されない方は、下記までご連絡下さい。

 

【連絡先および担当者】

東邦大学医療センター佐倉病院 眼科
職位・氏名 講師・昌原 英隆(研究責任者)
電話 043-462-8811