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血管弾性指標CAVIと中心性肥満指標の関連についての研究

血管弾性指標CAVIと中心性肥満指標の関連についての研究

検診データ使用に関するお知らせ

【研究課題名】

血管弾性指標CAVIと中心性肥満指標の関連についての研究

【研究の背景および目的】

 本研究は、日本人健常者におけるCAVI(血管弾性の指標)と中心性肥満指標の関連を検証することが目的です。測定された腹囲周径を元に中心性肥満とメタボリック症候群を評価することの意義は広く知られており、腹囲周径増大の本態である内臓脂肪型蓄積と人間の健康状態は密接な関係にあることが明らかとなっています。その一方で、それら中心性肥満指標が血管弾性にどのような影響を及ぼすのか、という点についての検証は不十分と考えられます。そこで今回、日本人の健診受診者を対象に、CAVIを用い中心性肥満指標と血管弾性の関連を明らかにすることを試みようと考えています。

【研究対象および方法】

 対象は健診センターを2004年から2018年に受診した患者さん7万人あまりに関する匿名化(特定の個人を識別することができない)したデータの統計解析であるため、患者さんに対する不利益・危険は生じないものと考えらます。また、本研究は以前佐倉病院倫理委員会において既に承認されている臨床研究「血管弾性機能CAVIと尿酸値の関連に関する研究(No.2013-098)」、「血管弾性機能CAVIとBMIの関連に関する研究(No.S16002)」及び「血管弾性指標CAVIと脂質代謝パラメータの関連に関する研究(No.S17013)」において用いられたデータベースと同一のものを解析する研究です。今回の研究で得られた成果を、医学的な専門学会や専門雑誌等で報告することがありますが、個人を特定できるような情報が外部に漏れることは一切ありません。本研究に関してご質問のある方は、下記までご連絡下さい。

【連絡先および担当者】

東邦大学医療センター佐倉病院 糖尿病・内分泌・代謝センター
職位・氏名 教授・龍野 一郎(研究責任者)
電話 043-462-8811