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心臓血管外科周術期血糖値の変動並びに人工膵臓を用いた血糖管理症例についての後方視的検討及び研究発表

心臓血管外科周術期血糖値の変動並びに人工膵臓を用いた血糖管理症例についての後方視的検討及び研究発表

臨床研究に関するお知らせ

【研究課題名】

心臓血管外科周術期血糖値の変動並びに人工膵臓を用いた血糖管理症例についての後方視的検討及び研究発表

【研究の背景および目的】

 手術中・手術後にわたって血糖値の管理を適正に行うことで、術後の感染症の発症を減らすことが知られています。血糖値の管理を行う方法はいくつかありますが、人工膵臓という装置による管理方法もあります。しかしながら、心臓血管外科手術時にどのように血糖値が変化するのか、それをコントロールするために人工膵臓を使用することはどのようなメリットがあるのか、といったことは明らかになっていません。
そこで、東邦大学医療センター佐倉病院外科・心臓血管外科・麻酔科では、心臓血管外科手術時の血糖値の変動と人工膵臓の有用性について明らかにすることを目的として本研究を計画しました。
この研究で得られる成果は、人工膵臓の適正な使用方法の確立や手術成績の向上につながります。
 

【研究対象および方法】

 この研究は、東邦大学医療センター佐倉病院倫理委員会の承認を得て実施するものです。

2019年~2021年までに東邦大学医療センター佐倉病院心臓血管外科において、手術を受けた症例で、術前に手術同意書にサインを頂いた方を対象とします。

診療録(カルテ)から抽出した手術成績や検査データ等の情報を解析することにより、血糖値の変動と人工膵臓による管理の影響について調査します。

今回の研究で得られた成果を、医学的な専門学会や専門雑誌等で報告することがありますが、個人を特定できるような情報が外部に漏れることは一切ありません。

本研究に関してご質問のある方、診療情報を研究に利用することを承諾されない方は、下記までご連絡下さい。

【連絡先および担当者】

東邦大学医療センター佐倉病院心臓血管外科
職位・氏名 教授 本村 昇 (研究責任者)
電話 043-462-8811 内線 2291