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千葉県内における自家培養軟骨移植術後成績に関する多施設共同研究

千葉県内における自家培養軟骨移植術後成績に関する多施設共同研究

診療情報使用に関するお知らせ

【研究課題名】

千葉県内における自家培養軟骨移植術後成績に関する多施設共同研究

【研究の背景および目的】

 膝関節軟骨は一度損傷すると非常に修復しにくいことが知られています。しかしながら、近年再生医療の進歩とともに自家培養軟骨移植術が開発され、臨床応用ができるようになりました。当院でも適応のある患者様には同手術を行なっております。
 そこで、当院整形外科では、膝関節の外傷性軟骨損傷および離断性骨軟骨炎に対する自家培養軟骨移植術の長期的な治療成績を評価することを目的として本研究を計画しました。
 この研究で得られる成果は、今後の自家培養軟骨移植術及び軟骨治療の進歩につながります。

【研究対象および方法】

 この研究は、東邦大学医療センター佐倉病院倫理委員会の承認を得て実施するものです。

 2017年~2020年までに東邦大学医療センター佐倉病院整形外科において、自家培養軟骨移植術を受けた症例を対象とします。

 術前後の症状および膝機能評価のアンケート結果、術中に計測した軟骨損傷の大きさ、術後MRIによる軟骨修復状況の評価結果、術後有害事象の有無などを診療録から抽出し評価し、手術成績に影響を与える因子を調査します。

 情報は匿名化され中心施設である千葉大学へ送られます。
 また今回の研究で得られた成果を、医学的な専門学会や専門雑誌等で報告することがありますが、個人を特定できるような情報が外部に漏れることは一切ありません。

 本研究に関してご質問のある方、診療情報を研究に利用することを承諾されない方は、下記までご連絡下さい。

【連絡先および担当者】

東邦大学医療センター佐倉病院 整形外科
職位 氏名  教授 中川晃一・助教 赤津頼一
電話 043-462-8811