• トップページ  >  
  • アバタセプトの整形外科周術期合併症に対する影響 -多施設共同観察研究-

アバタセプトの整形外科周術期合併症に対する影響 -多施設共同観察研究-

アバタセプトの整形外科周術期合併症に対する影響 -多施設共同観察研究-

臨床情報使用に関するお知らせ

【研究課題名】

アバタセプトの整形外科周術期合併症に対する影響 -多施設共同観察研究-

【研究の背景および目的】

 関節リウマチの治療で使用される生物学的製剤は、手術部位の感染など周術期合併症を軽度増加させることが知られています。しかしながら、アバタセプトに関しては周術期合併症に関連した報告はほぼ皆無です。
 そこで、東邦大学医療センター佐倉病院 整形外科では、関節リウマチの整形外科手術における、アバタセプトの周術期合併症に対する影響を、多施設共同観察研究で示すことを目的として本研究を計画しました。
この研究で得られる成果は、アバタセプトの周術期における適正使用につながります。

【研究対象および方法】

 この研究は、東邦大学医療センター佐倉病院倫理委員会の承認を得て実施するものです。

 2011年~2017年までに東邦大学医療センター佐倉病院_整形外科において、関節リウマチに関連した手術を受けた症例(約70例)を対象とします。

 診療録(カルテ)から抽出した周術期合併症を投薬内容、手術内容などのデータとともに研究代表施設(京都大学医学部付属病院)に送り、多施設から集まった多くのデータを解析することにより、アバタセプトが周術期合併症の発生に与える影響を調査します。

 今回の研究で得られた成果を、医学的な専門学会や専門雑誌等で報告することがありますが、個人を特定できるような情報が外部に漏れることは一切ありません。

 本研究に関してご質問のある方、診療情報を研究に利用することを承諾されない方は、下記までご連絡下さい。

【連絡先および担当者】

東邦大学医療センター佐倉病院 整形外科
職位・氏名 准教授 中島 新(研究責任者)
電話 043-462-8811