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高カイロミクロン血症が血管弾性指標CAVIにおよぼす影響

高カイロミクロン血症が血管弾性指標CAVIにおよぼす影響

臨床情報使用に関するお知らせ

【研究課題名】

高カイロミクロン血症が血管弾性指標CAVIにおよぼす影響

【研究の背景および目的】

 高中性脂肪血症の一部は、カイロミクロンというリポ蛋白が多く存在する高カイロミクロン血症である場合があります。高中性脂肪血症は一般的に動脈硬化のリスクとなることが知られていますが、高カイロミクロン血症が動脈硬化のリスクとなるかどうかは明らかになっていません。そこで、東邦大学医療センター佐倉病院糖尿病内分泌代謝センターでは、高カイロミクロン血症が動脈硬化惹起性であるかどうかを明らかにすることを目的として本研究を計画しました。
 この研究で得られる成果は、高カイロミクロン血症をきたした患者さんの動脈硬化診療の質を向上させることにつながります。

【研究対象および方法】

 この研究は、東邦大学医療センター佐倉病院倫理委員会の承認を得て実施するものです。

 2008年~2018年までに東邦大学医療センター佐倉病院 糖尿病内分泌代謝センターにおいて、血液検査において高カイロミクロン血症の存在が推定され(中性脂肪>1000mg/dl, 中性脂肪>500mg/dlかつTC<220mg/dl, リポ蛋白電気泳動検査でカイロミクロンが同定, 以上のいずれかに該当する場合)、同時に生理機能検査 CAVI (cardio-ankle vascular index)の検査を受けた20歳以上の方(約100名)を対象とします。

 診療録(カルテ)から抽出した検査データを解析することにより、CAVIに影響を与える因子を調査します。

 今回の研究で得られた成果を、医学的な専門学会や専門雑誌等で報告することがありますが、個人を特定できるような情報が外部に漏れることは一切ありません。

 本研究に関してご質問のある方、診療情報を研究に利用することを承諾されない方は、下記までご連絡下さい。

【連絡先および担当者】

東邦大学医療センター佐倉病院 糖尿病内分泌代謝センター
職位・氏名 助教・山口 崇 (研究責任者)
電話 043-462-8811