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加齢黄斑変性での白内障手術における眼内レンズ度数のずれについて

加齢黄斑変性での白内障手術における眼内レンズ度数のずれについて

診療情報使用に関するお知らせ

【研究課題名】

加齢黄斑変性での白内障手術における眼内レンズ度数のずれについて

【研究の背景および目的】

 加齢黄斑変性での通院中に、進んできた白内障の手術を行うことがございます。黄斑という目の中心にご病気をお持ちの方では、白内障手術のレンズの度が狙いより少しずれることがあるという報告が他の病気ではありますが、黄斑変性ではどのくらいずれるのかまだわかっておりません。
 そこで、当科では加齢黄斑変性で通院中に白内障手術をお受けになった方の過去のカルテから、このずれに一定の傾向があるか、また病気の状態と関係があるかどうかについて研究し、将来ただ明るくなるだけでなくずれを術前から予想してより質の良い手術を全国の皆様に受けていただくことに、役立つような報告を行いたいと考えております。
 あなたのご理解とご協力をお願いしたいと思います。

【研究対象および方法】

 この研究は、東邦大学医療センター佐倉病院倫理委員会の承認を得て実施するものです。
 2010年~2018年までに東邦大学医療センター佐倉病院眼科において、既に、加齢黄斑変性の加療中に白内障手術を受けた方を対象として30人程度、カルテを後から研究することにより行います。また、通常の白内障手術でもわずかのずれは生じるため、比べるために、白内障だけの方も30人ほど、カルテを後から調べることを行います。今回の研究のために治療方針が変わることはありません。
 今回の研究で得られた成果を、医学的な専門学会や専門雑誌等で報告することがありますが、個人を特定できるような情報が外部に漏れることは一切ありません。
 本研究に関してご質問のある方、診療情報を研究に利用することを望まれない方は、下記までご連絡下さい。

【連絡先および担当者】

東邦大学医療センター佐倉病院 眼科学講座
助教 吉田いづみ(研究責任者)
電話 043-462-8811