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陳旧性滲出型加齢黄斑変性における抗VEGF薬の反応性

陳旧性滲出型加齢黄斑変性における抗VEGF薬の反応性

診療情報使用に関するお知らせ

【研究課題名】

陳旧性滲出型加齢黄斑変性における抗VEGF薬の反応性

【研究の背景および目的】

 現在、加齢黄斑変性においては血管の発達を抑える薬を眼球に注射する治療が最も有効ですが、すでに進んでしまった方においては注射のタイミングの目安となる指針が一般的になく、医師の裁量や患者さんの希望で決めているのが現状です。
 そこで、東邦大学医療センター佐倉病院では、比較的進行例であった方へのこれまでの注射の効き方にどのような効果があったかを見直し、今後の方針として役立てるために本研究を計画しました。
 あなたのご理解とご協力をお願いしたいと思います。

【研究対象および方法】

 この研究は、東邦大学医療センター佐倉病院倫理委員会の承認を得て実施するものです。
 2010年~2020年までに東邦大学医療センター佐倉病院眼科において、既に、加齢黄斑変性で今までに病状に応じた治療を受けている方たちを対象として30人程度、カルテを後から研究することにより行います。具体的には、網膜に水が溜まっていた期間や、網膜の下のたんぱく質の塊の有無、また出血の有無と、注射の効き方がお互いにどう影響するか、などを調べていきます。今回の研究のために治療方針が変わったり、新しい検査が組み込まれることはありません。
 今回の研究で得られた成果を、医学的な専門学会や専門雑誌等で報告することがありますが、個人を特定できるような情報が外部に漏れることは一切ありません。
 本研究に関してご質問のある方、診療情報を研究に利用することを承諾されない方は、下記までご連絡下さい。

【連絡先および担当者】

東邦大学医療センター佐倉病院 眼科学講座
助教 吉田いづみ(研究責任者)
電話 043-462-8811