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経尿道的膀胱腫瘍切除術におけるリンパ脈管浸潤を術前に予測する因子の検討

経尿道的膀胱腫瘍切除術におけるリンパ脈管浸潤を術前に予測する因子の検討

診療情報使用に関するお知らせ

【研究課題名】

経尿道的膀胱腫瘍切除術におけるリンパ脈管浸潤を術前に予測する因子の検討

【研究の背景および目的】

 この度、東邦大学医療センター佐倉病院において臨床研究「経尿道的膀胱腫瘍切除術におけるリンパ脈管浸潤を術前に予測する因子の検討」を実施することになりました。膀胱癌は頻度が少ないものの再発が多く死亡率も比較的高い病気です。
 膀胱癌の確定診断は、手術により採取した腫瘍組織を病理学的に確認することで行われます。アメリカ泌尿器科学会ガイドラインでは、病理学的診断でリンパ脈管浸潤を認める症例は、高リスクとされ再発・進展の頻度が高いと報告されております。そのため術前にリンパ脈管浸潤の有無を予測することが出来れば早期の手術を予定するなど、患者さんの予後の改善をすることが出来ると期待されます。本研究は、手術前の情報から高リスク患者を予測することを目的としております。

【研究対象および方法】

 本研究では2012年1月~2016年12月の期間に当院で経尿道的膀胱全摘除術を受けた患者を対象としております。膀胱腫瘍の大きさなど画像情報、腫瘍の病理結果、年齢や性別などの患者属性情報も解析対象として含んでおりますが、個人を特定しうる情報は一切取り扱いません。従いまして、研究結果を学会や専門雑誌等で報告する際にも個人が特定されることは決してありませんのでご安心ください。なお、本研究の内容にご質問がある方、臨床情報を研究に利用されることを希望されない方は下記までご連絡くださいますよう、お願い申し上げます。

【連絡先および担当者】

東邦大学医療センター佐倉病院 泌尿器科
後期研修医 米田 慧 (研究責任者)
教授 鈴木 啓悦 (講座責任者)
研究相談窓口 043-462-8811 (内線2265)