タクロリムス導入後の潰瘍性大腸炎維持治療に関する研究
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【研究課題名】
タクロリムス導入後の潰瘍性大腸炎維持治療に関する研究
【研究の背景および目的】
潰瘍性大腸炎のうち、中等症から重症のステロイド難治の患者さんの治療にはタクロリムスが用いられることが多く、非常に優れた寛解導入効果を持つことが知られています。しかしながら、その後の寛解維持にはアザチオプリンを使っても再燃してしまうケースがあり、その場合には抗TNF製剤が用いられております。
そこで、東邦大学医療センター佐倉病院消化器内科では、タクロリムスによる寛解導入後の寛解維持療法として、アザチオプリンと抗TNF製剤の有効性を比較することを目的として本研究を計画しました。
この研究で得られる成果は、標準治療のさらなる改善、あるいは抗TNF製剤をより適切に使用することにつながる可能性があります。
【研究対象および方法】
この研究は、東邦大学医療センター佐倉病院倫理委員会の承認を得て実施するものです。
2017年~2020年までに東邦大学医療センター佐倉病院消化器内科において、ステロイド難治性の潰瘍性大腸炎の治療としてタクロリムス投与を受けた症例で、投与前に同意書にサインを頂いた症例(約50例)を対象とします。タクロリムス治療後(三ヵ月)の寛解維持療法として、アザチオプリンとアダリムマブの有効性(一年)を比較する研究です。
血液の試料を用いてCRPなどを測定し、診療録(カルテ)から抽出した成績とともに解析することにより、治療に影響を与える因子なども調査します。
今回の研究で得られた成果を、医学的な専門学会や専門雑誌等で報告することがありますが、個人を特定できるような情報が外部に漏れることは一切ありません。
本研究に関してご質問のある方、診療情報や病理解剖結果を研究に利用することを承諾されない方は、下記までご連絡下さい。
2017年~2020年までに東邦大学医療センター佐倉病院消化器内科において、ステロイド難治性の潰瘍性大腸炎の治療としてタクロリムス投与を受けた症例で、投与前に同意書にサインを頂いた症例(約50例)を対象とします。タクロリムス治療後(三ヵ月)の寛解維持療法として、アザチオプリンとアダリムマブの有効性(一年)を比較する研究です。
血液の試料を用いてCRPなどを測定し、診療録(カルテ)から抽出した成績とともに解析することにより、治療に影響を与える因子なども調査します。
今回の研究で得られた成果を、医学的な専門学会や専門雑誌等で報告することがありますが、個人を特定できるような情報が外部に漏れることは一切ありません。
本研究に関してご質問のある方、診療情報や病理解剖結果を研究に利用することを承諾されない方は、下記までご連絡下さい。
【連絡先および担当者】
東邦大学医療センター佐倉病院消化器内科
職位・氏名 教授 鈴木 康夫(研究責任者)
電話 043-462-8811 内線 2223
職位・氏名 教授 鈴木 康夫(研究責任者)
電話 043-462-8811 内線 2223