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裂孔原性網膜剥離における剥離の形と孔の部位の関連

裂孔原性網膜剥離における剥離の形と孔の部位の関連

診療情報使用に関するお知らせ

【研究課題名】

裂孔原性網膜剥離における剥離の形と孔の部位の関連

【研究の背景および目的】

 裂孔原性網膜剥離では手術前に剥離の形から裂孔の位置が推定できることが1971年米国のLincoffらの報告により知られています。もし手術前診察で推定されているところに一見孔がなければ、もう一度精査しておくことが必要です。しかしながら、汎用されているにもかかわらずその後の追試はほぼありません。
そこで、東邦大学医療センター佐倉病院眼科では、このLincoffの法則を追試し、重要性を再確認し提唱することを目的として本研究を計画しました。
この研究で得られる成果は、手術前に原因裂孔の見逃しを防ぐことにつながります。

【研究対象および方法】

 この研究は、東邦大学医療センター佐倉病院倫理委員会の承認を得て実施するものです。

 2003年~2010年までに東邦大学医療センター佐倉病院眼科において、裂孔原性網膜剥離の手術を受けた症例を対象とします。診療録(カルテ)を用いた後追い試験であり診療への介入はありません。

 今回の研究で得られた成果を、医学的な専門学会や専門雑誌等で報告することがありますが、個人を特定できるような情報が外部に漏れることは一切ありません。

 本研究に関してご質問のある方、診療情報を研究に利用することを承諾されない方は、下記までご連絡ください。

【連絡先および担当者】

東邦大学医療センター佐倉病院眼科
教授  前野貴俊
助教  吉田いづみ
電話 043-462-8811