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中央放射線部

中央放射線部はX線を利用した単純X線撮影、透視検査、CT検査などの他に、MRI検査や核医学検査を行っている部門です。さらに2014年4月1日から放射線治療がはじまりました。疾患の正確な診断に寄与するため、高性能の装置と高い技術力を活かした高精度の画像提供を行っています。
スタッフは、寺田教授を部長とし、診療放射線技師26名、医学物理士1名、事務員9名で構成されていますが、その他に多くの医師や看護師などが、協力して働いています。

単純X線撮影

一般撮影

中央放射線部において、もっとも一般的な検査が、レントゲン撮影などとも言われる単純X線撮影です。健康診断で胸部の単純X線撮影が代表的です。 X線を撮影装置から照射し、画像化しています。この検査によって骨折の有無や胸部(肺)・腹部(ガス像・結石など)の様子を調べることができます。
単純X線撮影は検査時間が短く、多くの情報が得られるので、様々な病気の初期診断において欠かすことのできない検査のひとつです。当院では日立メディコ社製と東芝社製のX線撮影装置を使用し、コンピュータ処理により低線量での撮影が可能です。
撮影時の被曝は、よく用いられる例えとして、成田-ニューヨーク間を、飛行機に1回乗った時の自然放射線からの影響と、胸部写真1回がだいたい同じなどと表現されます。人が年間に自然放射線からの被曝が約2.4mSvに対して、胸部の単純X線撮影は約0.1mSvと微量です。
※Sv(シーベルト)は人体が放射線を受けた時、その影響の程度を測るものさしとして使われる単位で、Svの1000分の1が mSvです。

マンモグラフィ

マンモグラフィ

マンモグラフィは早期乳がんを見つける乳房専用のX線撮影です。乳房を圧迫して撮影をします。
15分程度の検査です。
当院にはNPO法人マンモグラフィ検診精度管理中央委員会の認定技師がおり、撮影機器は日立メディコ社製 LORAD M-IV乳房X線撮影装置を使用しております。

骨塩定量撮影装置 DEXA法

骨塩定量撮影装置 DEXA法

DEXA法(二重エネルギーX線吸収測定法)は2種類のエネルギーレベルのX線の透過率の差を利用して測定する精度の高い骨密度の測定方法です。腰椎と大腿骨頚部を撮影し、測定を行っております。10分程度の検査です。
当院では東洋メディック社製ファンビームX線骨密度測定装置を使用しております。

X線透視

X線透視

胃や大腸のバリウム検査などをしています。
胃の検査は、前日の夜から飲水、飲食の制限があります。
大腸の検査は、前日の朝食から検査食を食べていただきます。早めに夕食を済ませていただき、下剤を飲んで検査前までに大腸内を空の状態にしていただきます。
詳しくは、ご予約時に消化器センター外来で、詳しい説明があります。
胃、大腸ともに20分程度の検査です。
当院では東芝社製DR 1台と、日立メディコ社製DR 2台、島津社製 トモシンセシス付DR 1台を使用しております。

CT

CT

Computed Tomographyの略で、X線を用いたコンピュータ断層撮影装置のことで、全身の断面(輪切り)を撮影することができます。最近では縦、横、斜めの断面も容易に作成でき、コンピュータ技術の向上によりきれいな3次元立体画像も作成できます。
頭部単純CT検査の撮影時間は5秒で検査室に入ってから終わるまで5分程度の検査です。
また、造影剤を使用する場合は食事の制限があります。
当院では東芝社製80列MSCT(Multislice CT) 1台と64列MSCT 1台、16列MSCT 1台を使用しております。
東芝社製80列MSCTを使用し、心臓の冠動脈の検査ができます。

MRI

MRI3T

Magnetic Resonance Imagingの略で、磁気共鳴画像の装置のことです。
強力な磁力(磁場)を使って体から出す信号を画像化し、縦、横、斜めとあらゆる方向の撮像を可能としています。
頭部単純MRI検査の場合、撮像時間は約15分で、検査室に入ってから終わるまで20分程度の検査です。
また、造影剤を使用する場合食事の制限があります。
次に該当する方は検査が受けられない可能性がありますので、ご予約時にお申し出ください。

  • 心臓ペースメーカーを使用している方(検査不可)
  • 体内に金属を装着している方(インプラント、ステント、クリップ、人工関節など)
  • 極度の閉所恐怖症の方
当院には日本磁気共鳴専門技術者認定機構の認定者がおり、検査機器はシーメンス社製3テスラ 1台と、GE社製1.5テスラ 1台のMRI装置を使用しております。

血管造影

血管造影

肘や、大腿鼠径部の血管からカテーテルと呼ばれる細い管を使い、ヨード造影剤を使用して手術に使う血管の走行や、血流の状態を撮影し診断をします。更に、血管の狭窄部位を拡げる血管拡張術や腫瘍に栄養する動脈を塞栓させる動脈塞栓術など血管内治療も行います。
当院では東芝社製フラットパネル搭載X線血管造影システムを使用しております。
放射線科には、血管内治療を専門にしている医師がおり、数多くの治療を行っています。
さらに、日本インターベンショナルラジオロジー学会、日本心血管インターベンション治療学会合同認定のインターベンションエキスパートナース(INE)もおり、患者さんも安心して質の高い治療を受けることができます。

腹部・下肢血管造影および血管内治療(IVR)

「カテーテル治療」、「血管内治療(IVR)」と呼ばれる患者さんに負担の軽い治療法を可能にします。足の付け根の動脈あるいは肘の動脈から数㎜大の「カテーテル」と呼ばれる細い管を挿入します。ガイドワイヤーと呼ばれる細長い針金により、術者が全身の目的血管を選択する高度な技術を要する治療法です。これら血管に留置したカテーテルの内部から、「ヨード造影剤」を注入し、細かな血管をX線透視下で描出、撮影します。当院では、東芝社製フラットパネル搭載X線血管造影システムを使用しています。

この治療によって、肝臓癌の患者さんの肝動脈塞栓術(TAE) 、動脈硬化に伴っておきる閉塞性下肢動脈症の血管閉塞に対するステント留置術、腹部、骨盤腔動脈瘤の塞栓術、胃静脈瘤の血管内治療 (BRTO)、血栓溶解療法、手術や外傷に伴う止血のための動脈塞栓術、ステント・グラフト挿入術(循環器センター<血管外科>と共同)、頸動脈ステント留置術(脳外科と共同)、透析患者さんのシャント不全に対するバルーン拡張術、下大静脈フィルター挿入術(循環器センターと共同)など、その他、多くの体に負担のかからない治療が可能となります。

心臓血管造影

心臓血管造影

肘や、大腿鼠径部の血管からカテーテルと呼ばれる細い管を使い、ヨード造影剤を使用して心臓の冠動脈を撮影し、狭窄部位に対しバルーン(ふうせん)による血管の拡張やステントと呼ばれる金属を入れ、狭くなった血管を拡げる治療をしています。
当院では、シーメンス社製フラットパネル搭載バイプレーン心臓血管インターベンションシステムを使用しております。

核医学

核医学

核医学検査とは放射性医薬品を体内に投与し、その分布を体外から調べる検査で、RI検査やアイソトープ検査とも呼ばれていることがあります。放射性医薬品は体内に長くとどまることはなく、身体的影響もありません。核医学検査の利点は臓器の機能を画像化や数値化あるいはグラフ化できることです。
当院には日本核医学専門技師認定機構の核医学専門技師がおり、検査機器は東芝社製SPECT核医学診断システムを使用しております。

放射線治療

放射線治療

放射線治療はX線・γ(ガンマ)線などの放射線を体外及び体内から照射する治療法で、手術、薬物療法(抗がん剤治療・ホルモン療法)とともに、がん治療に対する3本柱の一つです。
当院では、関連診療各科と連携・協力をしながら放射線治療専門医、医学物理士、診療放射線技師、看護師、事務員などのスタッフで放射線治療を行っています。治療装置は、Elekta社製のリニアックSynergyを1台使用しております。