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化学療法室

化学療法室について

当院では、公益社団法人日本看護協会認定の、がん看護専門看護師ならびに化学療法看護認定看護師と主治医の連携により、治療にともなう副作用、苦痛を把握し、適切な対処をはかっています。

東邦大学医療センター佐倉病院 化学療法室

室長
氏名 岡住 慎一
役職 教授
出身大学・卒年 千葉大学・昭和59年卒
専門領域 食道外科、消化器外科、画像診断

組織・人員構成
室長 各部門委員:診療科 看護部 薬剤部 検査部 輸血部 事務部

診療実績

化学療法室の開設以来、2009 年度1,899 名、2010 年度2,711名、2011 年度3,163 名、2012 年度は4,050 名、2013 年度は4,936 名の治療を施行しており、年次的に増加傾向にあります。現在、ベッド稼働率135%で、1 台あたりほぼ一日1 ~2人の運用となっており、十分な時間と安全性の確保をはかっています。

特色
15 床(ベッドおよびリクライニングチェア)を運用して、外来化学療法(がん治療、炎症性疾患治療)を施行しています。

理念
運営の理念を以下のように定め、チームでよりよい医療の提供を目指しています。
1. 医師、看護師、関係部署の連携を緊密にする。
2. 治療中の安全管理を強化する。
3. 副作用の早期発見・解除に努める。
4. 支持療法・緩和治療を充実させる。
5. 患者のamenity 向上のために努める。
6. カンファレンス・研修会を通して、スタッフの技能向上・研鑽をはかる。

方針
患者管理、薬剤管理における質の向上を図り、安全性を充実させ、円滑に化学療法を実施する環境(医療・看護体制および設備を含む治療環境)の整備、支持療法の施行、周辺知識の周知により、治療成績の向上を図る。

研究
支持療法および治療環境の改善のための研究を進めています。成果は院内オンコロジーカンファレンスおよび学術集会にて定期的に報告しています。

実績
スタッフによる月例の部会をおこない、運営改善をはかっています。また、全職員を対象とした月例のオンコロジーカンファレンスを開催し最新のがん治療知識の更新および普及を図っています。

院内がん登録数

集計対象 当該腫瘍初診日が2013年の症例
部位 件数 外科的
治療あり
体腔鏡的
治療あり
内視鏡的
治療あり
C16 120 12 54 34
C18-C20 大腸 192 18 94 71
C22 27 4 1 0
C34 129 4 38 1
C50 乳腺 64 62 0 0
C61 前立腺 178 67 0 0
710 167 187 117
市区町村名 件数
佐倉市 447
八街市 63
酒々井町 18
富里市 51
成田市 48
栄町 5
白井市 0
四街道市 132
印西市 14
その他 266
1,044
※二次医療圏の件数   778件(74.5%)

PDCAサイクル

構築体制と活動実績(2013.1~2014.6)
がん患者の療養生活の質の向上に向けた取り組み
・月例の化学療法室部会(各部門、診療科代表)における、計画、報告、見直し・検討、再計画
・オンコロジーカンファレンス(院内職員対象:月例)
 支持療法についてのupdateな情報の周知
・化学療法室相談・月例会議
 認定看護師による化学療法室における相談活動(月~金)

がん診療の安全性の検討
・上記検討事項の執行部・病院運営会議への報告と同会議による再検討と方針決定
・月例の安全管理委員会(各診療部長委員)における課題の提起と検討、方針決定
・月例の安全管理研修会による方針の周知、実施

がん診療の地域連携の構築
・月例の地域連携室委員会による、がん相談、在宅移行、紹介、逆紹介件数の確認、問題点の報告、課題の確認
・定期地域連携フォーラムの開催による地域医療機関との情報交換活動

がん診療の市民・地域医療機関への広報
・院内広報委員会、教育委員会による計画、アンケート集計、見直し、検討により下記事業を施行
① 定期的広報冊子(市民向け、医療機関向け)の発行
② ホームページへの情報収載
③ 市民公開講座の定期開催
活動実績詳細
1.教育研修・普及啓発事業
・市民公開講座(佐倉市民対象)
 2013.1.26: 消化器病の新しい診断と治療 消化器内科担当
 2013.3.23: 前立腺の病気を知ろう:前立腺がん 泌尿器科担当
 2013.9.28: 肺がん・乳がん 治療の進歩 外科担当
 2014.6.29: 前立腺がんの診断・治療
・オンコロジーカンファレンス(病院職員対象)
 2013.2.6 : 腎癌の治療の進歩
 2013.6.6: がん性疼痛に対するオピオイドの使い方
 2013.6.26: DIC 治療の最前線
 2013.7.3: がん性疼痛に対する新規オピオイド
 2013.9.4: 消化管間質腫瘍(GIST)のTOPICS
 2013.10.2: 大腸癌・GISTに対する新しい分子標的治療
 2013.11.6: がん原発巣と転移に対する放射線治療
 2013.12.20:がん診療における口腔ケア
 2014.2.5: 転移性大腸癌の個別化医療
 2014.3.5: 癌性疼痛治療薬の使い方
 2014.4.2: 化学療法施行時の口腔ケアについて
 2014.6.4: 肺癌に対する新しい分子標的治療薬について
 2014.7.2: 化学療法、緩和ケアにおける安全なCVポートの使用について

2.緩和医療事業
・院内オンコロジーカンファレンスにて緩和医療主題にて討議
 2013.6.6: がん性疼痛に対するオピオイドの使い方
 2013.7.3: がん性疼痛に対する新規オピオイド
 2014.3.5: 癌性疼痛治療薬の使い方
 2014.7.2: 化学療法、緩和ケアにおける安全なCVポートの使用について
・緩和ケア研修会協力
 成田日赤:講師派遣
・緩和ケア研修会開催準備
 平成26年11月29、30日 開催準備

3.地域連携活動
・地域連携フォーラム(近隣医療機関対象)
 2014.3.1 放射線治療について        放射線科
      口腔ケアについて(特別講演)   東京歯科大学千葉病院口腔外科
 2015.2.7 がん患者に対するトータルマネージメント(予定)