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日本人における心筋重量と血管弾性の関係をあきらかにする研究

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【研究課題名】

日本人における心筋重量と血管弾性の関係をあきらかにする研究

【研究の背景および目的】

 管理不十分な高血圧患者は、心臓肥大をへて、心不全に移行しやすいことで知られています。心不全になりますと、呼吸困難にて安心した生活が脅かされてくると同時に生命予後も悪くなってきます。一方、血管弾性は心臓の圧力を受ける役割があります。動脈硬化や加齢とともに、血管は固くなり弾力性は徐々に失われていきます。そのため、心臓と血管の状態を良好に保つことの重要性が近年わかってまいりました。しかし、心臓肥大と血管弾性に関する情報は、日本人においてまとまったものはあまりありません。そこで、東邦大学医療センター佐倉病院循環器内科と臨床生理機能検査部では、当院で過去に施行された検査所見を振り返ることで、日本人における心筋重量と血管弾性の関係をあきらかにすることを目的として本研究を計画しました。
 この研究で得られる成果は、高血圧の多い我が国において、循環器病学の発展につながり、将来的には生活習慣病の管理に役立てる情報になると考えます。

【研究対象および方法】

 この研究は、東邦大学医療センター佐倉病院倫理委員会の承認を得て実施するものです。

【対象】
 2006年8月~2017年11月までに東邦大学医療センター佐倉病院臨床生理機能検査部において、診療科からの検査依頼にて、当院で心臓超音波と血管弾性評価検査Cardio Ankle Vascular Index(CAVI)を3か月以内に両方施行された方(約1000例)が対象。
大動脈弁狭窄症 中等度以上の弁膜症 開心術後 測定時心房細動は除外。        
複数回計測されている方は、当院初回計測時を対象。

【研究期間】
 承認日~2018年12月まで

【方法】
 電子カルテ上の過去の医療情報を閲覧し、情報を数値化して抽出。
個人が特定できないように数字だけの情報にし、解析・検討を行います。
今回の研究で得られた成果を、医学的な専門学会や専門雑誌等で報告することがありますが、個人を特定できるような情報が外部に漏れることは一切ありません。
 本研究に関してご質問のある方、診療情報を研究に利用することを承諾されない方は、下記までご連絡下さい。

【研究対象者への恩恵】

 過去の医療情報を分析する研究のため、対象者に医学的な恩恵はありません。
謝礼もありません。
 本研究を通じた医学的知見が将来の循環器病学への発展に貢献いたします。

【利益相反】

 本研究に伴う企業などからの利益相反はありません。

【連絡先および担当者】

東邦大学医療センター佐倉病院循環器内科
職位・氏名 講師・清水一寛(研究責任者)
電話 043-462-8811