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臨床効果を反映する適切なグリコペプタイド系抗菌薬感受性試験法の探索

臨床検体使用に関するお知らせ

臨床研究
「臨床効果を反映する適切なグリコペプタイド系抗菌薬感受性試験法の探索」について

本研究は臨床効果を反映する適切な薬剤感受性試験法の探索を目的としています。
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)による全身感染症に対するバンコマイシン(VCM)治療において、分離株に対するVCMの最小発育阻止濃度(MIC)が、治療効果が期待できる感性(VCM MIC≦2 µg/mL)と判定された場合でも、MICが≦1 µg/mLの菌株と2 µg/mLの菌株によるものでは死亡率が3倍以上異なることが報告されています。その一方で、MRSAに対するVCMのMICは、薬剤感受性試験方法により結果が異なること、また臨床材料から分離された直後と比較し、継代培養株や凍結保存復元株ではMICが変化することが報告されています。本研究では、臨床効果を反映する適切な薬剤感受性試験法の探索を目的として、国際標準法であるCLSI標準法および日常的に臨床検査室にて実施される測定法である自動測定機器、およびドライプレートによる黄色ブドウ球菌に対するMIC値の比較検討を行うとともに、凍結保存が薬剤感受性試験にもたらす影響について検討します。
2015年4月から2018年3月までの期間に、患者さん(約50名分)から採取された材料(喀痰、膿など)より分離された菌株およびカルテに記載された情報が本研究に利用される可能性があります。カルテに記載された内容から必要な情報(年齢,性別、投与薬剤、投与期間など)を取り出し解析します。検体、情報とも新たな研究用の番号が付けられ、研究者にも患者さんのお名前は分からない状態で研究は行われます。
今回の研究で得られた結果に関しては、医学的な専門学会や専門雑誌等で報告されることがありますが、個人を特定できるような情報が外部に漏れることは一切ありません。ご自身やご家族で検体や情報を研究に利用することを承諾されない方は下記にご連絡下さい。もし承諾されなくてもあなたに不利益は一切ありません。この件に関しましてご質問などがございましたら以下にお尋ねください。

東邦大学医療センター佐倉病院 臨床検査部
研究責任者 宍戸 律子
      斉藤 仁
講座責任者 武城 英明
連絡先電話番号:043-462-8811 (内線2441)