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当院で発生したC.difficile感染症に対する静注用メトロニダゾール投与例とリスク因子の検証

臨床データ使用に関するお知らせ

研究課題名
『当院で発生したC.difficile感染症に対する静注用メトロニダゾール投与例とリスク因子の検証』

【研究の背景および目的】
偽膜性大腸炎とは、抗菌薬の投与後に下痢や腸炎をきたす疾患であり、その多くはClostridium difficile感染症(以下、CDI)によるとされています。CDIの治療ガイドラインでは、まず原因抗菌薬を中止し、改善がなければ重症度に応じて抗菌薬(メトロニダゾール又はバンコマイシン)を投与することが推奨されています。海外ではメトロニダゾールの経口剤に加えて注射剤が発売されていましたが、国内では注射剤が発売されていませんでした。しかし、2014年9月に静注用メトロニダゾールが発売され、当院では2015年3月~10月の8か月間にCDIの治療として13例に静注用メトロニダゾールを投与しました。
そこで、今回のCDIに対する静注用メトロニダゾール投与例の薬学的評価を行い、今後の薬物治療の安全性・有効性を高めることを目的として本研究を計画しました。
また、CDIは一般的に抗菌薬の投与によって引き起こされますが、抗菌薬の投与以外のリスク因子も報告されています。今回当院で発生したCDIのリスク因子の検証を行うことで、今後の感染症の早期発見・早期対策が可能になると考えます。

【研究対象および方法】
この研究は、東邦大学医療センター佐倉病院倫理委員会の承認を得て実施するものです。
2014年4月~2016年4月までに東邦大学医療センター佐倉病院において、静注用メトロニダゾールを投与した症例及びCDトキシン陽性と報告された症例を対象とします。
調査項目は電子カルテより対象患者の患者背景、静注用メトロニダゾールの投与量・投与期間、併用薬、臨床検査値、副作用発生状況を対象とします。
今回の研究で得られた成果を、医学的な専門学会や専門雑誌等で報告することがありますが、個人を特定できるような情報が外部に漏れることは一切ありません。
本研究に関してご質問のある方、診療情報を研究に利用することを承諾されない方は、下記までご連絡下さい。代理人も可能となります。承諾されない場合、該当対象者の情報の利用などは停止いたします。

【連絡先および担当者】
東邦大学医療センター佐倉病院 薬剤部
研究責任者 薬剤師 三橋 未帆(旧姓:磯崎)
電話 043-462-8811