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低LD血症と炎症性腸疾患の関連について

臨床検体使用に関するお知らせ

臨床研究
「低LD血症と炎症性腸疾患の関連について」について

本研究は低LD血症と炎症性腸疾患の関連性を調査する目的で行うものです。
乳酸デヒドロゲナーゼ(以下LD)は身体のほとんどの細胞に存在し、測定値の上昇は細胞の障害程度を表すことからスクリーニング検査項目として重要です。日常的な臨床検査ではLD測定値上昇の原因検索が主な目的となりますが、一方でLD測定値が低い患者さんも存在します。原因としてLDを構成する因子の欠損(サブユニット欠損)、検体中に存在してLDを阻害する因子の存在などが知られていますが、その頻度は多くありません。
LDが正常に機能するには補助因子(補酵素)が必要であり、主に食事から供給されているため消化管での吸収障害を起こす疾患、クローン病や潰瘍性大腸炎などではLD測定値の低下が予想されます。本研究はこれらの疾患群とLD低値との関連性を調査するものです。
2015年1月から2018年3月までの期間に当院の通常診療時に検査のために採血された方の血液検体およびカルテに記載された情報(約50名分)が本研究に利用される可能性があります。当臨床検査部では日常診療に使用した血清および血漿検体の残りを一定期間検査室に保管した後に精度管理用試料として使用しています。今回の研究ではそれら精度管理試料を用いると共に、カルテに記載された検査結果内容(LD、CRP、白血球数、便中カルプロテクチンなど)や属性情報(病名、投与薬剤など)を取り出して解析します。検体、情報とも新たな研究用の番号が付けられ、研究者にも患者さんのお名前は分からない状態で研究は行われます。今回の研究で得られた結果に関しては、医学的な専門学会や専門雑誌等で報告されることがありますが、個人を特定できるような情報が外部に漏れることは一切ありません。ご自身やご家族で検体や情報を研究に利用することを承諾されない方は下記にご連絡下さい。もし承諾されなくてもあなたに不利益は一切ありません。この件に関しましてご質問などがございましたら以下にお尋ねください。

東邦大学医療センター佐倉病院 臨床検査部
研究責任者 高橋 冴子
講座責任者 武城 英明
連絡先電話番号:043-462-8811 (内線2431)